楽園王◎公演
-板橋ビューネ2018参加公演-
銀河鉄道の夜ー宮沢賢治「銀河鉄道の夜」よりー
原作■宮沢賢治 脚色/構成/演出■長堀博士
果たして僕らは、童話作家の想像力を借りて、
あの人と一緒に旅をすることは可能だろうか?
もう此処にはいない、あの人と・・・
「銀河鉄道の夜」とは、生きている間には、まったくと言っていいでしょう、とうとう評価をされなかった作家の、出版がされなかった作品です。一つの決定された物語ではなく、宮沢賢治の死後に発見された4種類の、まったく同じではないバラバラの原稿の総称、という考え方が出来ます。何度も書き直された最後のバージョンが現在では主に出版され、読まれてきていますが、それすらも本当に完成していたのか?という疑問が残る、というのが、宮沢賢治が好きだという読者たちの、多くを占める認識ではないでしょうか。しかし、それだからこそ、より想像力を掻き立てられる。謎に分け入る楽しみがあり、不思議な広がりと、一筋縄ではいかない魅力がある。その上で、さて楽園王では、楽園王でしか出来ない視点で「銀河鉄道の夜」を上演いたします。ちなみに、長堀、けっこうたくさん劇作家としての仕事を多くやります。もちろん、丁寧に作品世界を拾いますが、現代に銀河鉄道を蘇らせる工夫は、いっぱい執筆という形で仕事をしました。あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします。いい上演にします。
■出演者:
政井卓実
大畑麻衣子(miez miez)
村田望
小澤凌(デンキブラン)
関大輔(EgofiLter)
藤田早織
色鳥トヲカ(劇団Яeality)
まじまあゆみ
岩崎舞子
鳥海恵里(朗読の会こいひめ)
■日時:
10月10日(水) 19時30分開演
10月11日(木) 19時30分開演
10月12日(金) 19時30分開演
10月13日(土) 14時開演/ 18時30分開演
10月14日(日) 14時開演
※開場は開演の30分前。 ※受付開始も同時の予定です。
★各回限定30席の予定。
■劇場:
サブテレニアン
173-0013東京都板橋区氷川町46-4 B1F
■板橋ビューネとは?:
板橋区にある小劇場・サブテレニアンを拠点に、地方会場も交えて毎年行なわれているフェスティバル。「古典」作品だけを上演することをコンセプトに、毎年公募によって出場団体が決まる。楽園王は、主宰の長堀がフェスの発起人の一人で、実行委員も務めることから毎年出場し、今まで、イプセン「ヘッダ・ガプラー」、シェイクスピア「リア王」@七つ寺共同スタジオ(名古屋)、イヨネスコ「授業」@アトリエ阿呆船(札幌)とチェリヴァホール(島根県)、ベケット「芝居」を発表してきている。
「銀河鉄道の夜」とは?: 宮沢賢治の童話作品で代表作の一つ。賢治の死後に、何度も推敲された草稿が幾つも発見され、様々なバージョンが出版されている。ある意味、完成していないとも捉えられる。今知られている物語は第4校(最終形)で、実は第1~3校までの物語とは大きく異なっている。楽園王では、この謎に包まれ、あらゆる文化芸術に強い影響力を持った童話を独自の解釈で上演できないか、他の賢治執筆作にも当たりながら模索に模索を重ね、挑む。
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