谷崎潤一郎「白昼鬼語」


谷崎潤一郎「白昼鬼語」

 
谷崎潤一郎「白昼鬼語」

 
 

 

 
 
 

 
r a k u e n o h

 
 
 
 

scince 1991
Theater Company in TOKYO

  楽園王

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

谷崎潤一郎「白昼鬼語」

2024/2/1 (木) ~ 2024/2/4 (日)
@サブテレニアン
ACCESS:https://www.subterranean.jp/access
 

>>舞台写真はこちら!!→×まだです!


 
板橋ビューネ2023/2024参加作品
 

谷崎潤一郎「白昼鬼語」は、江戸川乱歩が影響を受けて書くことになる探偵小説へ、特に影響を与えた作品の一つとして知られる。作中には、エドガー・アラン・ポーの「黄金虫」も登場し、エドガー・アラン・ポー>谷崎潤一郎>江戸川乱歩へと脈々と受け継がれるある種の系譜の中間地点に位置する。今期の板橋ビューネのテーマは『贈与』。近年では最も重要な社会テーマで、レヴィストロースなど哲学や民俗学、社会学にまたがる現代を生きる為の必要な知識とされているが、今回の楽園王では、ポーから続いて行く作風の継承に『贈与』の片鱗を見つけて行く。

 
■出演:
 
久堂秀明、
大畑麻衣子(miez miez)、
小林なほこ、
イトウエリ、
政井卓実
 
■作: 谷崎潤一郎
■脚色/演出: 長堀博士
 



 
*出演者それぞれの予約フォーム
 
久堂秀明>  https://ticket.corich.jp/apply/295511/007/
大畑麻衣子>  https://ticket.corich.jp/apply/295511/002/
小林なほこ>  https://ticket.corich.jp/apply/295511/003/
イトウエリ>  https://ticket.corich.jp/apply/295511/005/
政井卓実>  https://ticket.corich.jp/apply/295511/006/
 
■料金: 前売/当日共 ¥3500-
 

観劇の手引き:

 エドガー・アラン・ポーは、舞台役者だった両親から『リア王』の登場人物エドガーから名前を付けられた。上演作品として、実はそこを取っ掛かりにずっとポーの作品を探していたのだが、決められず、どんどん範囲を広く取り、江戸川乱歩を始め、日本の文壇への影響までを視野に入れることになった。
そして、江戸川乱歩は谷崎潤一郎の犯罪小説に影響を受けて、ああいった探偵小説を書き始めた、という一節に出会い、すぐに谷崎潤一郎をやったらいいんじゃないかと思い浮かんだ。昨年、リーディングとは言え、久しぶりに『お国と五平』を上演し、やっぱり谷崎は面白いと考えていた矢先だった。さて、江戸川乱歩が特に影響を受けたとされる幾つかの中に、『白昼鬼語』があるのだが、実はこの物語にはポーの小説『黄金虫』が登場する。こうして輪がつながって、今回の上演作品が決まった。

 
楽園王とは? 1991年、劇作家である長堀博士の戯曲を自らの演出で上演する目的で設立。その後10年を経て、長堀の独自性の高い演出の面が評価され、古典戯曲や文学作品などもレパートリーに加わる。利賀演出家コンクールではイヨネスコ『授業』の演出にて優秀演出家賞を受賞。その後、チェーホフ『イワーノフ』の演出では奨励賞を。(財)静岡県舞台芸術センターからは2度の招聘を受け、寺山修司『青ひげ』、エウリピデス『メディア』を上演。迷宮性の高い長堀博士のオリジナル戯曲と古典戯曲や文学作品の二刀流にて精力的に活動中。2024年で設立33年目。
 

 

こりっち情報ページ https://stage.corich.jp/stage/295511

 
 
 

近作の上演詳細 

▶外部サイト(corich.jp)https://rakuenoh.stage.corich.jp/stage/

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