楽園王(ラクエンオウ)
1991年、田畑ディプラッツにて旗揚げ。
劇作家である長堀博士の戯曲を、自身の演出で上演する目的で設立。その後10年を経て、長堀の独自性の高い演出が評価され、古典戯曲や文学作品なども劇団のレパートリーに加わっている。
(財)舞台芸術財団演劇人会議が主催した、利賀演出家コンクールの第1回から連続して参加、古典戯曲を上演し、第5回のイヨネスコ『授業』の演出にて優秀演出家賞を受賞。イヨネスコ『授業』は長年上演され続け、BeSeTo演劇祭などの国際フェスで再演された。また、同コンクールでは、その後、審査員も2期務めた。
利賀での評価から、(財)静岡県舞台芸術センターから2度の招聘を受け、静岡で開催された春の芸術祭にて、寺山修司『青ひげ』、エウリピデス『メディア』を上演している。
その後、利賀のコンクールが演劇人コンクールと名称が変更された以降には、チェーホフ『イワーノフ』の演出で奨励賞を受賞。
また、劇団主宰の長堀は、OMー2や山の手事情社など日本の劇団が海外で上演する際には舞台監督をすることが多く、これまで、ベルン(スイス)、ベルリン(ドイツ)、シティティン(ポーランド)、アテネ(ギリシア)、プラハ(チェコ)、上海(中国)、ソウル(韓国)、バンコク(タイ)、シカゴ(アメリカ)、シビウ(ルーマニア)でステージワークを行っている。それら海外での舞台制作に係わることが、楽園王の舞台創作に大きな影響を与えている。
イヨネスコ「授業」
チェーホフ「イワーノフ」
別役実「マッチ売りの少女」