楽園王『日本国憲法』2020年5月公演・収支計画
公演日: 5月19日(火)と20日(水)の2日間、各日ソワレの2回公演
仕込み: 普段の公演の仕込みに当たるものとして、5月18日(月)、劇場入りし、スタッフ 見せの通し稽古、打ち合わせなどを行います。仕込み作業、バラシも同様ですが、基本的 には劇場のスタッフさんが行ってくれます。
稽古: 4月の中頃を稽古開始と予定してます。平日は夕方からのみ。日曜日のみ午後1時 からの稽古が入ります。実際の稽古日は、出演者からのNGを先に聞き、それを反映させ て決定します。稽古期間が短いので、稽古に入る前に集まりを持つ可能性はあります。例 えば、台本のお渡し、例えば、宣伝のための写真撮影などが考えられます。
日暮里d-倉庫が開催する「現代劇作家シリーズ10・今こそ『日本国憲法』を上演する」への参加公演です。10の団体が一つの戯曲を取り上げて上演するフェスで、楽園王は過去に7回このフェスに参加しています。今回は、ちょうど楽園王が参加していない昨年に続いて、二度目の『日本国憲法』を取り上げての開催です。楽園王としては、長堀が新作として台本を書き、上演いたします。現時点の予定では、不条理劇的な手法である、喜劇的な物語を描きながら、その中身にはどこか強烈な毒のある、その時代時代に必要なメッセージ性を備えた作品、を描き上演する予定です。劇団を舞台にした物語で、警察から台本を提出せよ、という依頼が来たところから、憲法で保障されている表現の自由の問題に切り込みます。現在、与党が目指している憲法改正では、表現の自由は保障されません。それは、舞台表現を行っている私たちに直結する問題で、取り上げる題材としては相応しいとも考えています。
公演は2日間、2ステージ、もう一団体との二本立ての公演です。一緒にやる石川雷太さんは音楽家でもあり、音楽的なパフォーマンスとの二本立てだと考えて良いかと思います。
収入に関して、今回のフェスの特殊な事情があり、下記のように考えています。基本的には、楽園王では出演者が呼んでくれるお客様からのチケット収入に頼っています。下記に適う形で、宣伝へのご協力をよろしくお願いいたします。
◎収入
1)チケット 3000円
学生券などいろいろありますが、3000円で計算。その中の3分の1は劇場の取り分で、3分の2が劇団の収入になります。約100席の劇場での2ステージの公演にて、2団体が半々で集客を分けた場合で計算。一応、目標として、9割動員にて計算いたします。
3,000円×3分の2×(2ステ×50席×0.9)=180,000円
・チケット収入として、18万円
2)グッズ販売
上記では足りない収入を補うため、Tシャツなどの販売を行いたいと考えていますが、現時点では未定です。フェスの中で可能かどうか。
◎支出
1)必要経費
フェス参加費 5万4千円(フェス側が雇うスタッフギャラに充当)
宣伝 2万(印刷代など)
予約フォーム 1万5千
稽古 4万
衣装、大道具、小道具 1万5千
・小計 10万8千円
2)人件費部分
出演者ギャラ 8千× 出演者数8名程度を想定 = 6万4千円
・合計 17万2千円
*上記からさらに、コピー代や搬入搬出費などの雑費、お手伝いの方への謝礼、長堀への新作執筆費や演出費などを捻出してプラスマイナスゼロを目指します。ちょっと足りるか!って感じです。
◎出演者(及びスタッフも同額)ギャラの話としては、
出演及び、宣伝へのご協力、ということも含め、2日間2ステの公演(稽古期間は約1カ月)にて、
定額で、8,000円 になります。チケットバックはありません。予定外の増収、あるいは赤字であっても変更はありません。
上記内容のPDFダウンロード→ 日本国憲法収支計画 - Google ドキュメント.pdf